「いらすとや」さんより: お金持ちの女の子のイラスト(将来の夢)
増額は、カンタンでした。

カードローン「バンクイック」に頼った生活

秋に引っ越しをしてからというもの、ボクは完全に三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」に頼った生活をしていました。

家計簿もつけず、もらった給料の額の確認すらしていません。
やっていたことといえば、給料日の2日後にきちんと家賃が引き落とされていたことの確認と、クレジットカードの引き落としに合わせて口座の中の足りないお金をバンクイックから借りて入金することくらいです。

この、「引き落としに足りないお金を借りてくる」のが問題でした。
ボクの中では、「そんなに贅沢な生活をしているわけでもないし、今月はたまたまお金がかかってしまっただけだろう」「来月は通常通り、借りてこなくてもお金は余るだろう」
そう考えていました。

実際、その「通常通り」になった月は、今から考えれば、なかったのではないかと推察されます。
「推察」というのも、先述の通りボクは家計簿をつけていなかった上、当時のクレジット明細などの紙資料はデジタル化の際にシュレッダーにかけてしまい、しかもデジタル化されたデータはバックアップ前に誤ってパソコンを物理的に壊してしまったため消えてしまいました。
そのため、当時の記録がほとんど残っていないのです。
唯一の手掛かりとなるのは通帳からクレジット会社への引き落としの記録ですが、その数字を見ると、おそらくこの「推察」は正しいのではないかと思われます。

それでも、この頃は、バンクイックの限度額は50万円しかありませんでしたから、なんとかどん底(てっぺん、と表現する方もいますね、限度額いっぱい)に達する前になんとかしよう、という努力はしていました。
時にはクレジットカードのボーナス一括払いも活用し、あるいは一部をリボ払いに回し、捻出したお金でバンクイックの毎月返済に充てたりしていました。
さすがに算数はできるので、リボ払いの「手数料」がとんでもなく高いのは知っていました。
ですが、ごく簡単な手続きで、しかも支払いの直前になって猶予をもらえるそのシステムは、当時のボクにとって、手数料以上の魅力がありました。

この頃は、なんとか、年2回のボーナスで帳尻を合わせることができていました。
単なる過失で(引き落とし日失念)クレジットカードのお金が落ちなかったことは2回くらいありましたが、それでも「お金がないから払えない」といったような理由での延滞は一度もありませんでした。

バンクイックからの電話

そんな危うい生活を送っていたある日、「バンクイック」担当者の方から1本のお電話をいただきました。
毎月返済はちゃんとしてたはずだけど…何かミスったかな…?
不安になりながら電話を取りました。

電話の内容は、「これまでの取引状況を鑑み、利用限度額を100万円に増やすことができる」というものでした。
そうすることで、単に借りられるお金が増えるのみならず、利息も14.6%から13.6%に下がるというのです。

ボクはすぐにその話に飛びつきました。
増額は本当に簡単でした。
きちんと毎月返済だけうまくやって(ごまかして)、かかってきた電話に「YES」とひと言答えれば良いだけでしたので。

「バンクイック」からの限度額増額の案内の電話
画像は当時のLINEタイムライン(コメントもボク自身のもの)ですが、危機感がいま一つ感じられない…。
「限度額アップの誘惑に屈せず…コストカットのみを勝ち取ることができるのだろうか…?」とありますが、まぁ、人間、そんなにうまくはできてないですよね…。
限度額の増額後、ボクはどうなってしまうのでしょうか。

今回もそれなりに長くなってしまいました。
いつもお読みいただきありがとうございます。

つづく

冒頭イラスト: 「いらすとや」さま