なんだかんだ、クレジットカードを持っているか持っていないかで、行動範囲は大きく変わってきます。
Kyashとかのプリペイドカードやデビットカードじゃ対応できない場面もままありますしね。
ところが、高校を卒業したばかりの学生さんだと、本人はもう自分は大人だと思ってても、保護者さんは「まだうちの子にクレジットカードは心配…」なんて思ってて、NGを食らうことがありますよね。
そんな時のために、ひとつのご提案です。あくまで暫定措置ですけどね!
- 保護者さんが許可してくれそうなTuoカードについてわかるよ
- (そもそも「クレジットカードの基本」みたいなのを知りたい人は中ほどのPDF資料を読んでね)
- なんでボクが「暫定措置」って言ったのかがわかるよ
- 「学生におすすめのクレカ」みたいなのはこの記事を読んでも書いてないよ
クレジットカードを作っちゃいけないって言われた…
解決策はカンタン!
保護者の方に黙って作ればいいだけです!
…いやまぁ20歳以上なら実際それが答えっちゃ答えなんですけど、あんまり堂々とおすすめできるやり方でもないですよね。トラブルの際に大変なことになるし。
まして、20歳未満となると、そもそも親権者の同意がないと、クレジットカードを作る手続きができません(カード会社が確認します)。
そんなときはTuoカード!
というわけでここで登場するのが、「Tuoカード」です。
いやまぁそうなんですけどね。
Tuoカードはすごいんですよ。
- 大学生協と三井住友カード(株)とか提携して作った、組合員専用カード
- 初年度年会費無料、1年に1回でも利用があれば翌年度以降無料←通常1,250円+税
- 限度額が5万円、10万円、30万円から選択可能
- キャッシング枠は0か5万円のみ
- 分割払いやリボ払いの手数料が割と安い(でもリボは使うなよ)
- ポイントとかの還元はゼロ
限度額5万円ってヤバくないですかwww
だってこれ何を意味してるかってつまりアレですよ、
もしもあなたがTuoカードを手にして、うっかり「やったーこれでお金がなくても無限に買い物できるうぇーい!」とかいう心理状態に陥っちゃってバンバン使ってもですよ、
5万円使い切った時点で自動で止まるんですよ。
つまり、どんなにあなたがクレジットカードの使い方を失敗しても、最大の被害額は月5万円。
…さすがに、この限度額でもなおダメだって言われたら、さすがに、ちょっと、それは、保護者の方との関係(いわゆる親子関係、とか)を見直した方がいいんじゃないですかね…?
なんて思っちゃうのは他人の事情に踏み込みすぎ…?
大学生協がバックについてる安心感
そもそも、Tuoカードの申込書、入学準備資料に同封されてたり、生協事務室(駒場だと購買部と書籍部との間)に置いてあったりするんですよ。
しかも、生協公式ページで、Tuoカード宣伝してるんですよ。
↑から、ボクが感動した部分を引用させていただきますね。
保護者のみなさまへ
「大学生にクレジットカードはまだ早い!」と思っていても、最近では海外旅行や留学、ネットショッピングなどの普及によりクレジットカードが必要な場面は非常に多くなっています。
大学卒業後、社会人となってカード社会の仲間入りをする学生にとって、今の内にカードの仕組みを知り、お金の自己管理を身に付けておくことは大切な事です。
学生時代にクレジットカードの正しい使い方を習得するためにも利用枠が小さく安心・安全機能が充実しているTuoカードをおすすめ致します。
いや、これ、何がいいって。
保護者さん的には、なんかすごく安心じゃないですか?
さらに、Tuoカードさん、31ページにものぼるPDF教材を公開してくれてるんですよね。
これ一つあれば、クレジットカードを学生のうちに使う意義から、トラブルの際の対応まで、なんでもわかっちゃうんですよね。
そもそもクレジットカードについてよくわかっていない! っていう人は説得とか以前に勉強のために、ぜひ↓読んでみてください。
これ、説得材料としては、めっちゃ使えますよ。
まぁ、実際にトラブルに遭った際の対応は基本的にカード会社だと思うんですけどね。
でもカードなくしてヤバいどうしよう、って焦ってうっかり生協事務室に駆け込んだとしても、たぶんさすがに「うちじゃ対応できない」とかではなく、「カード会社に電話してね、番号はここだよ」くらいの対応はしてくれると思うんですよね。たぶん。
分割払いやリボ払いの手数料が微妙に安い
いわゆる「利息」みたいな手数料が、この記事を書いている時点で、分割払い手数料が6.50~8.00%、リボ手数料が8.04%と、相場より6~7%安いんですよね。
これも場合によっては保護者さんの説得材料に使えるかも。
あと、「リボ払いってヤバいっていうけど、実際どれくらいヤバいんだろう…」って実験にも使えるかも(※ 推奨しません)。
でもTuoカードはあくまで暫定措置。
というのもアレなんですよね、そもそも限度額5万円だと微妙に足りないっていうのと、最大のデメリットとして、ポイント等による還元がいっさいない。
普通、だいたい、クレジットカードって、0.5%とか、1%とか、中にはそれ以上の還元がポイントとかそういう形でつくものだし、なんならそれ目当てにクレジットカード使う人ってのもいっぱいいるんですよね。
でも、Tuoカードにはそれがない。
還元以外にも、他のカードだと、例えば特定のお店で色々サービスを受けらえるとか、誕生月に何かくれるとか、いいカードだと空港や駅のラウンジが使えるとか、そういうのがあったりするんですけど。
Tuoカードは海外旅行傷害保険くらいしか。
というわけで、Tuoカードはあくまでクレジットカード入門用、どうしても保護者さんが首を縦に振らない場合の奥の手として使われることをおすすめします。
で、ある程度Tuoカードで実績(ちゃんとお金を管理できることや、使いすぎたりしないこととか)を積んだら、再度保護者さんと話し合ってみてください。
実績を伴う交渉なら、また今とは違った結果になるかも…?
クレカを保護者さんが作らせてくれない20歳未満のキミ!
まずは限度額5万円のTuoカードで保護者さんを説得→実績を作ってステップアップしよう!
本記事が、クレジットカードを作りたいけど作らせてもらえない皆さんのお役に立てれば幸いです。
(アイキャッチ画像は公式サイトよりスクリーンショットにて引用)